理由もなくこればかり聴いてしまうCDのコーナー

CDはたくさんあるのですが、なぜか、いつもこればかり聴いてしまうCDを紹介します。

141〜153,     154〜160 は、こちら

  

1〜20   21〜40   41〜60   61〜80   81〜100   101〜120   121〜140   141〜153,
154〜160
  161〜180 181〜200      
201〜220   221〜240   241〜260   261〜280   281〜300                        
クリスマスアルバムのコーナー                            

141:"The Zombies - Greatest Hits, Greatest Recordings"
The Zombies
   
  ゾンビーズのベスト盤です。

CDにクレジットされている曲順では、16. Insight Series Interview With Rod Argent, June 20th 1994」には、番号は振られておらず、17が16になり、以下、1つずつ番号が若くなっています。
いずれにしても、下の曲順で16〜28までは、全部インタビューで、曲は15までです。


TOTAL INTERVIEW TIME: 28:57
TOTAL PLAYING TIME: 67:09
ですので、いかに、インタビューが長いか分かると思います。


日本で一番有名なのは、1. She's Not There 」でしょうか?
それとも、
6. I Love You 」でしょうか?
この曲は、ザ・カーナビーツで
67年にカバーヒットしている例の「好きさ、好きさ........おまえの....!!」です。

曲目です。

1. She's Not There
2. Gotta Get a Hold of Myself
3. I Remember When I Loved Her
4. Tell Her No
5. She's Coming Home
6. I Love You
7. Summertime
8. Whenever You're Ready
9. You've Really Got a Hold on Me/Bring It on Home to Me
10. Leave Me Be
11. Time of the Season
12. I Can't Make up My Mind
13. Can't Nobody Love You
14. I Want You Back Again
15. Sometimes
 
16. Insight Series Interview With Rod Argent, June 20th 1994
17. Would You Like to Be in a Band?
18. Most Exciting Time of All
19. Creating Waves
20. Early Decca
21. She's Not There
22. British Invasion
23. Scissors
24. Tell Her No Vs. Leave Me Be
25. Frustrations
26. Time of the Season
27. Don't Look Back
28. Diamonds Are Forever
 

2. Gotta Get a Hold of Myself 」の出だしの持っている怪しさは一体なんでしょうか?

4. Tell Her No」は、変にシュガー・ベイブを感じさせる曲です。

7. Summertime 」 は、なかなか聴きものです。

ジャニスと言い、ルイアームストロングと言い、本当に、この曲は名演が数多くあります。

9. You've Really Got a Hold on Me/Bring It on Home to Me」は、ビートルズも取り 上げている例の曲です。
ペンタトニックの曲です。

  11. Time of the Season」が、本当は一番有名なのかもしれません。

実はこのアルバムを購入したのは、この曲が聴きたかったからでした。

米TVドラマ「フレンズ」のある巻で、過去の彼らの生活を中心としたものがあったのですが、そこで、この曲が効果的に使われていました。
  レイチェルの妄想シーンで、レイチェルが気障なでエッチな言葉を言って、ジュークボッ クスを叩くと、この曲が鳴り出すというシーンです。

あまりにぴったりの挿入曲なので、ついつい購入してしまいました。

 

   


私は本当に「フレンズ」が大好きです。
一体どうしてでしょうか?

  みなさんは、「フレンズ」を見たことがありますか?

まだ見ていない方へ、簡単に説明しますと、舞台はニューヨークです。
登場するのは、3人の女性と3人の男性。みな20代後半から30代前半くらいです。

それぞれ、特徴のあるキャラクターです。

向かい合った、広いリビングと二つの寝室のある2ルームのアパートの部屋に
4人が住んでいて、残りの2人はそれぞれ自分のアパートに住んで います。

セントラルパーク近くにあるという設定の、↑この喫茶店によくたむろしています。

※モニカとレイチェルが同居。その手前の部屋に、チャンドラーとジョーイが同居。ロスと、フィービーが一 人住まいです。

こういうことです。→

左側が、チャンドラーとジョーイの部屋で、右側が、レイチェルとモニカの部屋です。



これが、モニカ・ゲラー(コートニー・コックス)です。

モニカと、ロスは兄弟です。

私の一番のお気に入りです。

 

これが、レイチェル・グリーン(ジェニファー・アニストン)です。

一番人気があるようです。

 

これが、フィービー・ブッフェ(リサ・クドロー)です。

演技派です。

 

男性陣です。

一枚目の一番左が、ジョーイ・トリビアーニ(マット・ルブランク)です。
映画チャーリーズ・エンジェルにも、出演しています。

2枚目左が、チャンドラー・ビング(マシュー・ペリー)です。


  彼は、ブルース・ウィルスの映画にも出ていました。

一番右が、ロス・ゲラー(デビット・シュマイワー)です。
映画では、まだ見たことがありません。
きっと出ているのでしょう。


基本的に喜劇ですので、笑いの連続です。もちろんロマンスも取り入れて、飽きさせません。
時には、ブルース・ウィルス、チャールトン・ヘストン、ブラッド・ピットなどのハリウッドスターもゲストに出てきます。

舞台はニューヨークですが、どこか中村正俊などが、70年代、80年代にやっていた青春ドラマを感じさせ るものがあります。
それプラス喜劇と思ってもらうと、比較的正しいイメージが膨らむかもしれません。

非常に自由で、みな役者を目指したり、なかなかあった職業が見つからなかったり、恋があったり、どたばたがあったり、と、本当にどこかの若者グループの日 常を見ているようです。
 



そして、その自由さが、少し前の日本の自由さに似ているように感じます。
今でも自由ですが、少し違います。

  日本は良い国なのですが、統制がだんだん厳しくなっているように感じます。
一方アメリカは、あまり”良い国”とは言えないかもしれませんが、それでも自由さは残っているようです。

経済などの面では、日本もかなり自由さが増したように感じます。
しかし、どこか、夢がなくなっているように感じます。

それでも、変わりつつあるようです。
船井幸雄さんの本を読んでいると、もう少しのようです。
きっと、その過渡期のせいなのでしょう。

きっと、その自由さとお笑いが、私を惹きつけている要素なのではないかと感じます。

もちろん、それぞれの演技の妙が大きな要因であることも確かです。
加えて、音楽の使い方も、なかなかなものです。
 

ただ、自分が責任を持たなくても良い”ドラマの世界”で、しかもニューヨークという未知の場所での設定が、憧れと、気軽さだけで見れるということ が、本当は大きな理由なのかもしれません。

  最近は日本のドラマなど、ほとんど見なくなってしまいましたが、それは、年取って日本と言いますか、東京 を知りすぎてしまった故、どう設定されても、”嘘っぽさ”から逃れられないのが、つまらなくなってしまった理由としてあるからなのかもしれません。

どこかで覚めてしまうのですね。

そうしますと、「フレンズ」は、どこかで、現実逃避の道具であるとも言えますが、気晴らしアイテムというのは、みなどこかでそういう要素を持ってい るように思います。

要するに、日本のドラマでは、気晴らしにならないのかもしれません。


ただ、面白いことがあります。

このドラマを見ていると、たえず、笑いっぱなしなのですが、このドラマを見始めてから、英語の話す能力 が、飛躍的に伸びたのです。

やはり、笑っている状態というのは、ストレスの少ない状態ですので、右脳から左脳への情報伝達がスムーズに行われたのではないでしょうか?
 

 

  見出して、かれこれ5年近くになりますが、留学関係の仕事を辞めたらどうなるのかと心配していましたが、 このドラマのお陰で、英語力は維持できているようです。


と言う訳で、ゾンビーズでした。

 

 

 

142:GALD ALL OVER AGAIN, The Dave Clark Five    
  デイブクラーク・ファイヴのベスト盤です。
1993年の発売ですが、すでに廃盤のようです。

米アマゾンで調べましても、発売されているCDは、とても少ないようです。

ここにも入っている「Glad All Ove」、「Do You Love Me」、「Bcause」などのヒット曲で有名です。

聴いていると、「Bcause」はどうも、彼らの色ではないようです。

ワイルドさでは、当時ビートルズをはじめ、どのマージービーツのバンドよりも、上を行っていたかもしれません。
それが持ち味のバンドのようです。

聴き物は、19の「Good Old Rock'n'Roll」と24の「More Good Old Rock'n'Roll」です。

基本的に3コードロカビリーのメドレーです。
ビートルズのカバー演奏などと比べて見ても、このジャンルでは、なかなか引けを取りません。

とても良いバンドです。
     

 

143:Undead , Ten Years After    
  テン・イヤーズ・アフターです。

中学生の時に「ウッドストック」での、アルビン・リーの速弾きを見て、「なんだかすいごいな」と思ったのを覚えています。

当時ジミヘンは私には良く分かりませんでした。
こちらの方が、好きだったようです。

1968年の発売で、1990年にCD化されているようです。


曲目です。

1. I May Be Wrong, But I Won't Be Wrong Always
2. At the Woodchopper's Ball
3. Spider in My Web
4. Summertime (Into Shantung Cabbage)
5. I'm Going Home

「ロック・アラウンド・ザ・クロック」のフレーズなどを交えて、速弾きのオンパレードです。

音楽解釈的にむつかしい音を使っていませんので、こういう雰囲気が好き、という人が楽しんで聴けば良いようです。

ここでも「サマータイム」が演奏されています。

本当に当時のロック系のアーティストには人気のあった曲のようです。

もちろんロック系だけではありませんし、今でも人気のある曲ですが。

 

 

 

144:Twin Best, Creedence Clearwater Revival    
  CCR こと、クリアデンス・クリアウオーター・リバイバルの2枚組みベストです。November 6, 1998日本ビクターからの発売です。

海外では、
1枚ずつ分かれて、発売されているようです。

と言いますか、海外で発売されている2枚のベスト盤を2枚組みにして発売しているということです。

     
     

以下が、1,2の曲ですが、ツインベストには、この両方の曲が全てそのまま入っています。

 


"Creedence Clearwater Revival -
Chronicle, Vol. 1: The 20 Greatest Hits"

Audio CD (October 25, 1990)
 
Chronicle Vol. 2: Twenty Great CCR Classics
Audio CD (June 29, 1989)
1. Susie Q
2. I Put A Spell On You
3. Proud Mary
4. Bad Moon Rising
5. Lodi
6. Green River
7. Commotion
8. Down On The Corner
9. Fortunate Son
10. Travelin' Band
11. Who'll Stop The Rain
12. Up Around The Bend
13. Run Through The Jungle
14. Lookin' Out My Back Door
15. Long As I Can See The Light
16. I Heard It Through The Grapevine
17. Have You Ever Seen The Rain?
18. Hey Tonight
19. Sweet Hitch-Hiker
20. Someday Never Comes
 
1. Walk On The Water
2. Susie Q (Part 2)
3. Born On The Bayou
4. Good Golly Miss Molly
5. Tombstone Shadow
6. Wrote A Song For Everyone
7. Night Time Is The Right Time
8. Cotton Fields
9. It Came Out Of The Sky
10. Don't Look Now (It Ain't You Or Me)
11. The Midnight Special
12. Before You Accuse Me
13. My Baby Left Me
14. Pagan Baby
15. (Wish I Could) Hideaway
16. It's Just A Thought
17. Molina
18. Born To Move
19. Lookin' For A Reason
20. Hello Mary Lou

 

ボーカルのジョン・ホガティは、この時代にあってワイルドに歌い上げるボーカリストとしては、ポール・マッカートニーに匹敵するものがあるように感 じます。

ポールのすごいところは、要するに、いろいろな歌い方ができ、その全てが、超一流であるということです。
ですので、それぞれの歌い方だけ言えば、同じくらいに良いと感じるボーカリストは存在します。

私が好きなのは「スージーQ」です。
以前紹介した、ハッピーエンドのライブ盤の、ハッピーエンドの演奏が入っていない方のCDでも、シュガーベイブが、この「スージーQ」のコーラスのパロ ディのようなことをやっています。




この曲でのフォガティのギターソロは、リッケンバッガーのフルスケールのギターでしょうか?
何か、とてもネックのスケールの短いギターのような音がしています。

どうでしょうか?

17. 「Have You Ever Seen The Rain? 」も有名な曲ですね。

どこかとてもポールマッカートニーのワイルドな部分のみを、引き出したようなバンドのようなイメージがあります。
私は好きです。
最近は聴きませんが。


145:Singles Collection, The Kinks    
  キンクスです。

発売は2001/05/23で、日本のみの発売のようです。

彼らもマージービーツのバンドと言ってしまって良いと思います。

バンヘイレンのカバーで有名な2. 「You Really Got Me」が有名です。

12. 「Sunny Afternoon」が、とても聴きたくなり、購入しました。
「泳げたたいやき君」の元歌だと思っていることについては、前述した通りです。

2. 「You Really Got Me」でのギターソロは、スタジオミュージシャン時代の ジミ^ペイジだそうですが、みなさんは聴かれてどのように思うでしょうか?

好きなバンドです。
     

曲目です。

Disc: 1   Disc: 2
 

 

146:BESAM MUCHO, BEATLES    
  海賊盤です。アルバム「プリーズ・プリーズ・ミー」、「ウイズ・ザ・ビートルズ」あたりを中心とした初期 のビートルズのアウトテイク集です。

とても音質が良いです。
おそらくオリジナルアルバムより良いのではないでしょうか?

全トラック共にステレオ・ミックスダウンされています。
各テイクみな興味深いものです。


「I saw her standing there」では、速すぎたりして、何度もやり直しをします。
とても、臨場感に溢れ、また微笑ましいトラアックが聴けます。

「Don't bother me」は、当然アウトテイクなので、ミスがあるのですが、音と雰囲気がとても良いです。

ここらへんのアルバムは、ミックスダウン前のテープが残っているなら、もう一度、きちんとミックスダウンしたら、相当良い音質の物ができるように感じるの ですが、そう簡単なことではないのでしょうか?

 

ちなみに、このシリーズはほとんど全て持っています。
私が社会人になったばかりの頃は、CDに関して、著作権がまだはっきりしていなかったのか、海賊盤CDがたくさん出回っていました。
この手のものも、駅前などで1枚1000円くらいで、平気で売られていました。

ライブハウス「シェリーズ」などのビートルズ・デイで知り合いになった友人などに、よくここらへんのものをテープにダビングして、渡していました。
今ならCD−Rですね。
便利な時代です。

ちなみに、私はまだ、MDを所有したことがありません。
音質がもうひとつかな?というものありますが、カセットテープを全てダビングしてしまいたいと、10年くらい前から思ってはいるものの、未だ、使っていま せん。

なぜでしょう?
縁がないと言えばそうなのですが。

  と言いながらも、SONYのラジカセを買ってしまいました。
オークションで、1000円でした。
完全動作品です。
この機種は、私が中学生の時に使っていたものと全く同じものです。
何か、タイムマシンで、やってきたような気がしてしまいます。

この当時のラジカセというのは、良くできています。

この機種は、機能は当時のものとしては少ない方ですが、ラインイン、ラインアウトが付いています。
私は海外へ行くと、海外仕様のソニーのラジオ付きウォークマンを持って行き、現地のラジオを録音してくるのですが、今そのテープをこのラジカセ経由でPC に落とし、CD−Rに焼いています。

ラジカセのテープと言うのは、変な互換性があります。
オーディオ用のカセットデッキですと、ヘッドの角度(アジマス)による違いくらいで、基本的には、どちらのメーカー同士でも、大きな互換性はないのです が。

ですので、ソニーで録音したテープはソニーのラジカセで再生すると、一番良い音で再生ができるようです。

もちろん昔のことですので、現在は良く分かりません。

そのウォークマンも既に14,5年前に購入したものです。
未だ快適に動作しています。

私の感じでは、昔のソニーはどこかとてもセンスの良いものを作っていたように思います。
デザインもとても良いです。


もちろん今でもがんばって製品を作っているのだと思いますが、どこか少し違っているように思います。
どうでしょうか?



私の感じでは、日本のオーディオビジュアルメーカーでは、デジタル機器の発達により、著作権というものに、”とても”気を使って製品を作っているところが あるようですね。

それが、どこかで、製品コンセプトを間違わせているということはないでしょうか?
実際のところは良く分かりませんが。


日本では、オーディオ製品メーカーと、音楽メディアメーカーを兼ねている会社がいくつかあります。

これは、よくよく考えて見ますと、例えばマイクロソフトが、PCメーカーも兼ねているようなものです。
こうなると、「地の理」を発揮しようと思えば、やり放題ですね。

もちろん、本物のビルゲイツ氏は、本田健さんによると、少なくとも、お金の法則をよく知っているようですので、極端な「地の理」によるやりかたをしないよ うですが。



小学生でも知っていることに、三権分立というのがあります。
民主主義の基本ですね。

著作権そのものについては、色々な考え方がありますので、現在のところ保護することについては良いとしても、やはり、本来は音楽メディア・CDメーカーと オーディオ・ビジュアルメーカーは、別々にあるべきではないでしょうか?


例えば本当であれば、CDやDVDメーカーのエゴに対して、オーディオ・ビジュアル製品の側から代表で意見を言うべき立場である団体が、実は、CDや DVDメーカーであったりするということは、どこか「天の理」ではないように感じます。
みなさんはどう考えるでしょうか?


船井幸雄さんは著作の中で○○社について「本来の物作りの基本に帰るべきではないでしょうか?」というようなことを言っています。


もし、電気メーカーの○○社が昔からレコード会社を持っていたら果たしてラジカセなるものを世に出したでしょうか?

もちろんカセットテープとデジタルダビングとでは、音質が異なります。
それでも「地の理」が入り込めば、製品コンセプトを作る段階で、何らかの”抵抗”が入った可能性はあるように思います。


そうすると、どうだったのでしょうか?

カセットテープはあそこまで、音質の良いものになったでしょうか?
ラジカセのチューナーはあそこまで音質の良いものになったでしょうか?
ステレオラジカセなんていうものは、製品化されなかったかもしれませんね。
メタルテープはもとより、ハイポジションテープなんてものも、製品化されなかったかもしれませんね。

そうすると、家庭用オーディオ機器というものは、あそこまで売れなかったかもしれません。
だとすれば、価格的、質的などの要因によって、今のように普及しなかったかもしれません。


ソニーなどいつかのメーカーが推していたベータがVHSに負けたのは、途中経過はともかくとして、一般的には、VHS側が規格をフリーにして、各メーカー 共同によって技術開発をしたことや、松下陣営の営業力などが原因である、と言われてはいます。
しかし、実際のところは、VHS陣営が「天の理」に即したことをしたことが本当の理由かもしれませんね。


あの時の敗因を営業戦略的なものとして捉えているとしたら、やはり、ソフトの権利をできるだけ多く手中にする、ということが、これからの生き残り作として は正しいように思います。

しかし、敗因が「地の理」をしたことによるものであったとしたら、今やっていることは、全く逆ということになります。
実際はどうなのか、よく分かりませんが。
ただ私は昔のように、「カッコイイ!!」と思えるオーディオ・ビデオ機器が見たいと思っています。



「オンキョウ」はがんばっていますね。
「シャープ」もがんばっています。


この2社は、どこかの音楽メディア会社と資本関係にあるのでしょうか?
良く知らないのですが。


ヤマハもがんばっています。
ヤマハには音楽メディア業務もあります。
しかし、あんまりこだわっていないようですね。

ヤマハのCDプレーヤーには、コピーコントロールCDについてという但し書きがあります。
そこには、要するにCD規格に準拠したCDの再生は保障しますが、コピーコントロールCDは、現状CD規格に合致しない特殊なディスクなので、保障しませ ん、ということが書かれています。

今の現状からすると、とても面白い会社ですね。
中島みゆきさんや、谷山浩子さんのようなアーティストが所属しているのが、良く分かるような気がします。

ちなみに私の持っているヤマハのCDプレーヤーは、もう5年目ですが、一度も故障しません。
これは、私のCDプレーヤー歴では、初めてのことです。
CDプレーヤーに限らず、オーディオ・コンポーネント機器として、初めてのことではないでしょうか?
一応パイオニアのチューナーも20年以上も元気ですが。


という訳で、ビートルズの海賊盤でした。




147:WITH THE BEATLES
   
  ビートルズの2枚目のアルバムです。Original Release Date:は、 1963年の11月です。CD化されたのは、1990年10月です。

私はこのアルバムが好きです。
「アビーロード」も「サージェントペパー」も良いのですが、このアルバムが好きです。

「マネー」、「プリーズミスターポストマン」、「ロールオーバーベートーベン」など、私の好きなトラックが目白押しです。

曲ではなくトラックなのです。もちろん曲も良いのですが。
彼らの演奏するこれらの曲が特に好きなのです。

人間というのは不思議なのもで、同じ情報と言いますか、演奏で言うなら「曲」をインプットしても、アウトプットで出てくるものは同じではありません。

それが個性とか、長所とか言うものとも結びつくのかもしれません。

ただ、そのアウトプットを評価したり、好き嫌いを言うのもまた、アウトプットされたその演奏をインプットした人間でありますので、人によって違った答えが 出てくるというわけですね。

現世の世の中では、インプットとアウトプットのループが絶えず起こっているようです。

     

 

曲目です。

1. It Won't Be Long
2. All I've Got to Do
3. All My Loving
4. Don't Bother Me
5. Little Child
6. Till There Was You
7. Please Mr. Postman
8. Roll over Beethoven
9. Hold Me Tight
10. You've Really Got a Hold on Me
11. I Wanna Be Your Man
12. Devil in Her Heart
13. Not a Second Time
14. Money (That's What I Want)

このアルバムはLPの時はステレオでした。
私はあの極端なステレオが好きでした。
ほとんど真ん中には音が入っていません。
「ロールオーバーベートーベン」などは、それが顕著で、片方のチャンネルはまるでカラオケ状態で、ボーカルはなし、もう片方は、ボーカルとわずかな楽器の 音というものでした。

音楽的、音響的には褒められたものではありませんが、私はあれがとても好きでした。



「Till There Was You」という曲が入っています。ミュージカルか何かの曲のようです。
この曲はビートルズが取り上げなかったら、これほど有名な曲になったかどうか分かりません。
良い曲なのは確かですが、私は70年代以前の録音でこの曲が、有名なアーティストによって演奏されたのを聴いたことはありません。
もちろん私の経験の範囲ではありますが。


確か、LP当時のカタカナ表記では「ティル・ゼア・ウォズ・ユー」となっていたように記憶しています。
ハワイの知り合いで、ビートルズマニアがいたのですが、彼とビートルズクイズの出し合い・答え合いをしていた時に、慣れでだと思いますが、「ティル・ゼ ア・ウォズ・ユー」と言ってしまい、そのとき「was」が通じなかったのを思い出します。

あれは、やはりカタカナで書くにしても「ワズ」のほうが良いようです。
彼はリッケンバッガーのギターを持っていましたが、空き巣に入られたときに、ベッドの下に収納してあったこのギターは奇跡的に、無事だったということで す。
大学時代に苦労していた日本人と結婚して、今は結構裕福に暮らしています。
奥さんはスチワーデスで、彼は歯医者さん関係の仕事のようです。
もちろん資格を取るまでは、大変だったということですが。


「Please Mr. Postman」はカーペンターズでも有名です。
私が中学生の時に通っていた学習塾に、少しその地域から離れているところに住んでいる学生がいました。
お互い音楽好きだったりして、妙に気が会っていました。

彼とは変に縁があり、その後都立高校に入ったときに、なんとそこで再開しました。
間に2年間くらいあったわけですが。
なんでも別れた父親から、たまにしか会わないからでしょう、高価なものでも買ってもらっていたようで、当時まだ$1=360円の時代に(中学生の時)、 フェンダーのストラトキャスターを持っていました。
当時30万くらいのはずです。


いまで言うと、おそらく、2,3倍の価値ではないでしょうか?1978,9年のころの話です。
私は、彼から当時8000円で買い取った無名メーカーのSGのコピーが始めてのエレキギターでした。

当時はギターの価値が今ほどに分かりませんでしたので、ほとんどまったく「羨ましい」という感情は沸きませんでした。
エレキギターは音が出ればみんな同じだ、くらいにしか感じていませんでした(笑)。


彼が高校の学園祭で演奏したときに、この「Please Mr. Postman」をやりました。
ほかにも、「哀愁のヨーロッパ」や、「うる星やつら」なども演奏していました。

別にこれが、この曲を好きな理由ではないと思います。
ぜなら、それ以前からこのトラックが好きだったからです。
しかし、ふと思い出してしまいました。


彼は、髪の毛にカールのかかったかっこいい彼女といつも一緒にいましたが、高校卒業後はぜんぜん会うこともありません。
すでに20年以上会っていないわけですが、どうしているでしょうか?(と、書いても、だれが知っているという訳でもないのでしょうが)
2浪して大学へ入学したところまでは知っているのですが。

こういう人間とは、前世でも縁があったのでしょうか?
よく分かりませんが。

船井幸雄さんの本に、人の紹介で、アメリカの食餌療法のようなことをやっている現地ではこのすごく有名な日本人学者の方と初めて会った時に、「これはお懐 かしい。1万3000年ぶりですね。」と言われた、という話が載っています。
アトランティスで一緒だったということです。

この場合は、生命体の時に会っていたことがあるとしても、そのことは覚えておらず、前世での肉体時代の思い出のみ覚えているということなのでしょうか?
生命体の時の記憶、ということはこれまであまり考えたことはないのですが。
あるいは、生命体時代には、一度も会っていないのかもしれませんが。

森田健さんの言う、「生まれ変わる時に、前世の記憶を忘れるスープを飲んで、肉体の世界に来ている」ということを考えると、このスープはもちろん生命体の 時の記憶も消しているのだろうと思います。
厳密に言えば、生命体になってこの世にいる期間の記憶と、生命体の世界へ行った後の記憶とにわける必要があるのだろうとも思いますが。
確か、スープを飲まないで生まれ変わって来た人は、生命体になった後の、この世にいる期間の記憶を覚えているようです。

とすると、この人は前世の記憶を覚えていますので、このスープを飲んでいない可能性もあります。
とすれば、生命体の時の記憶もあるように思えます。
であれば、生命体の時には船井幸雄さんの生命体には会っていない、ということでしょうか?
それとも、生命体の世界へ行った後の生命体の時の記憶と、前世の記憶や生命体時のこの世の記憶は違うものなのか?
あるいは、そもそも生命体の時にだれかと会う、ということはないのか?
または生命体の時の記憶を消す方法、過程が他にあるということなのでしょうか?
などと、いろいろなことを考えてしまいます。






13.「 Not a Second Time」、10. 「You've Really Got a Hold on Me」は、私にはどうしても。日本風を感じられてしまいます。
ジョンレノンは、オノ・ヨウコさんと結婚し、日本へも遊びにきていた訳ですが、前世で日本と関係の深い人間であった生命体の生まれ変わりだったのかもしれ ませんね。
良くは分かりませんが。

私はこの10年間ほど、意識してジョン・レノンのソロをできるだけ聴かないようにしてきました。
ポールを中心にして聴こうと.......。
なぜかと言えば、ひとつは私の周りのビートルズファンにポールを悪く言って、ジョンだけ良く言う人がどうも多くいたように感じていたからです。
「そんなにポールを悪く言うなら、自分がポールを弁護していやろう」と(笑)。

もうひとつは、当時(中学生時代)どうしても自分に「反体制的」なものがあったので、「どう も生きにくいので、何とか、体制的になろう。まずそれまでの習慣を止めてジョンからポール中心に変わろう」と思ったということがあります。

当時から、聴いている音楽と性格の関係が気になっていたのです。

しかし、もう止めます。ジョンもポールも同じだけ聴こうと思います。

確かに音楽は性格と言いますか、性質と言いますか、影響するのは確かですが、根本的な部分は、どうも運命で決まっているようです。
森田健さん式に言えば、「生まれた日付と時間」で性格は決まるようです。
どうも確かなようです。

ですので、無理に根本的な性格を変えようとしてもしかたないようですし、変えられないようです。

ただし、根本的な性格とは別に、その上に乗るものへは、音楽は影響すると、私は考えています。
例えば、反体制的でも、質はいろいろあるというような具合です。
うまく言えませんので、スジ肉でも、よく煮込んでやったりすれば、柔らかくなりますし、元来味が良いので、言うことなしになります。
いい素材でも、料理方法を間違えれば、良い料理にはなりませんし。

どうも、水の結晶がきれいになるようなメロディ、詩のものを多く聴くのが良いようです。
私の好きなジョンの曲は「コールド・ターキー」などの曲ですが、これは少し止めておきます(笑)。
「イマジン」もいい曲ですね。
しかし私は「#9 DREAM」が好きです。
あのメジャー7がなんとも言えません。

ビートルズでした。



 

148:LIVE AT THE HOLLYWOOD BOWL 1964, THE BEATLES
   
  ビートルズのハリウッドボールでのコンサート映像のDVDです。

海賊盤です。

LPで、ハリウッドボールでのライブが発売されていました。
それは、3回か4回の公演を編集したものですが、この映像はその内のひとつです。


映像はそれなりですが、あのLPの映像が見られるということだけで、私としては満足です。


 曲目です。

1:
Twist and Shout
2:
You Can't Do That
3:
All My Loving
4:
She Loves You
5:
Things We Said Today
6:
Roll Over Beethoven
7:
Boys
8:
A Hard Day's Night
9:
Long Tall Sally



実は、以前は、ハリウッドボールでのライブが全部入ったCDを持っていたのですが、割って しまいました。
初期のCDプレーヤーはすぐにレンズの都合で、読み取れなくなってしまうのですが、私は盤が曲がっているのかと思い、修正している内に力を入れすぎて、 割ってしまったのです。
また見つかれば入手しようとは思っていますが。

そこでの「I'm Down」はなかなかすごい演奏です。
きっと観客の声援で自分たちの演奏が聞こえないのだと思いますが、ドラムと演奏がまったくずれてしまっています。
それはそれで愛嬌で、とても聴きものです。



テクノロジーの発達で、CDどころか、DVDまでが、自宅で作成できる時代になりました。
何かとてもすごいことです。
ここ10年、20年くらいしか生きていない人にとってはそうでもないのかもしれませんが、私はびっくりしてしまいます。

レコードの時代にも、カラオケスナックなどで、歌うとその場でダイレクトにカッティングして、レコードができる機会などを置いてあるところがあったようで す。
CDも、まだCD−Rなどが普及しないころ、カラオケボックスなどで、歌うとその場で、CDができる、という機械をおいているところがありました。
どちらを見たときも「すごいなこれは!!」と思ったものでした。

そう考えると、テレビがはじめて出てきたとき、当時の人たちの驚きはすごいものだったのだろう、と想像されます。
ラジオの時も、そうだったのでしょう。

しかし、わたしは生まれたときからテレビはありました、ですので、ほとんど驚いたという記憶 はありません。
きっと今生まれてきている人たちも、DVD−Rだろうが、なんだろうが、すでにあるものへ対しては、何の驚きもないのでしょうね。



もし前世の記憶がすべてあるとしたら、どうなのでしょう?

驚くでしょうか?
驚かないかもしれません。
その人の生命体が仮に2万年だとしても、いくつあった文明のいずれかの世の中に生きていた可能性があると思います。
とすれば、きっと、ほとんど同じような品物を前世でも使用していた可能性が高いのではないかと思います。

そう考えますと、前世の記憶が全て残っていたら、人類の進歩という考え方が根本から変わって しまうことでしょう。
つまり、もういきなりなんでも作られてしまうのです。
この先10年後、20年後、100年後に発明されるであろうさまざまなテクノロジー、品物の数々が。


そうなると、どうなるのでしょうか?
勉強のためとされるこの世での人生の”勉強”の意味合いが減ってしまうでしょうか?
きっと減るには減るのだと思います。

いきなりエヴァの世の中、「宇宙の理」の世の中になってしまうでしょうか?
それは分かりません。
何せ、肉体という制限のある身ですので、そう簡単に、テクノロジーだけでは、「宇宙の理」の世の中になるとは思えません。

しかし、ずいぶんと違った様相にはなることでしょう。

まず、エネルギーに関しては、化石燃料でないエネルギーがいきなり使われることになることでしょう。
そうすると、世界の勢力図がかなり変わってくるのではないかと思います。

日本で言うなら、エネルギーについて、もう何の心配もいらなくなりますので、物価が今の現状とは違う意味で、下がってくるのではないかと考えます。
もちろん日本に限ったことではありませんが。

そして、飛躍的に農作物が良く育つ方法がもたらされますと、食べ物への不安が相当少なくなり ます。
病気治療方法も、もたらされれば、医療費などの負担が一気に減ります。

ほかにもいくらでも、改善されるところはあるのでしょうが、これらが、人間の嫉妬心、エゴを消し去ることにどれくらい貢献するかが、大事なのでしょう。仮 説ですが。

どうしても、大きな家・高級車のような物質的な部分と、社会的身分・ステータスのようなも の、この2つは、テクノロジーだけでは、100%改善されないような気がします。


「相手の心を100%読んでしまうような能力」 が全ての人に備わったらどうなるでしょうか?
果たして、過去そのような文明があったかどうかは分かりませんが。
他の星にはそういう文明があるのかもしれません。

そうなると、エゴのしようがなくなるようには思いますが。
いくら外側を繕っても、内側が丸見えですので。

そうなると、嫉妬心は消えるでしょうか?
消えるかもしれません。仮説ですが。
消せない人は大変なことになりますね。
丸見えですので。

そうすると、とりあえず、大きな家・高級車のような物質的な部分と、社会的身分・ステータスのようなもの、という我欲は、急激に減るように感じます。

しかしこれも、卵が先か鶏が先かのような気がします。
テクノロジーがどうのこうのと、言っている段階では、「相手の心を100%読んでしまうような能力」というものが全ての人間に備わるようなことはきっとな いのでしょう。
何らかによって、エゴも嫉妬もなくなるような世の中になって、その後、「相手の心を100%読んでしまうような能力」が、全ての人間意備わるような世の中 がくるのかもしれません。
本当のところはよく分かりませんが。

とりあえず、テクノロジーは、自宅でDVDが作れるところまで来ました。

海賊盤もすごいことになりました。
100年後には、「ポールの遺伝子」だなんていう”海賊盤”が世に出ているかもしれませんね(笑)。

もちろん、2012年を無事に乗り越えられれば、そのような「つまらないこと」を考えたりする必要のない世の中になっているのだろう、と考えていますが。


ビートルズのDVDでした。





149:THE BEATLES CONPLETE 1964-1970
   
  ビートルズのビデオクリップ集です。
海賊盤DVDです。

ビデオクリップを作成していなかったものに関しては、映画やライブでの演奏ビデオが収録されています。
画像に一部みだれなどありますが、いままでテレビなどでほんの少ししか流れなかったり、シーンのキャプチャーの一部を雑誌などでしか見ることのできなかっ たものなどが、見ることができます。
非常に満足です。

しかし、この非常に満足も、それまで、なかなか見ることのできなかった、という経緯(いきさつ)があるからこそなのかもしれません。

今の人がいきなり見ましたら、「こんな画質の悪いもの見ていられない」と思うかもしれません。
そういう作品です。

船井幸雄さんがよく言うことに、「現状が必要、必然、ベストであると思うこと」というのがあ ります。
今を肯定し、今起きていることは、必要、必然なことである、という意味のようです。

人が生まれてきた意味、そして、運命は生まれたときから90%近くが決まっている、というこ とを考 えますと、この言葉はよく分かる言葉だと感じます。

しかし、同じように船井さんは、「現状を肯定しつつも、現状に満足せず、さらに上を目指す」 というような内容のことも言っています。

人生論的なものを求める場合には、ここら辺は一見矛盾のように感じられ、少し分かりにくいこ とかもしれません。
あるいは誤 解のないように、詳細な説明がなされているとも取れます。


私の解釈では、これまでの精神世界的発想から考えれば、次のようになります。

この世での時代は、生命体の修行のための場であり、そのためにあらかじめ様々なストーリーが 前もって作られている。
よって、”普通の感覚からすれば”、苦しいことも楽しいこともあるが、それら全ては、自分に必要なものであり、必要なときに起こっている。
そして、いろいろな選択をして、いろいろな結果が出てはくるが、それらは全てその人にとって、生命体のレベル、精神レベルを考えれば、ベストの結果になっ ている。

また、ある結果、ある事象について、ねたみ、嫉妬、などなどの ”悪い波動”を起こすような 気持ちを持つと、それらは、さらに悪いことを生む出すことにつながったりもする。
なので、できるだけ、そういうことを思わないような精神を育てるべきである。
ただし、自分の本心が、怒りのように”悪い波動”を出すような状態であるときに、無理をしてそれを押しとどめるようなことをするなら、それはそれで、実際 は、「がまん」という悪い波動を生むことになる。
「がまん」ではなく、本当に心が、”良い波動”を生むような状態まで、精神レベルを上げるように常に勤めるべきである。

とは言え、人はある程度まで達成すると、”満足”してしまう、そうすると慢心が出て、そ こから伸びずに、逆に下がっていってしまう人もいる。
それではいけないので、必要、必然、ベスト、と考えつつも、満足はせず、より上のレベルを、精神的にも、現世的にも目指し続けるべきである。

精神的という言葉を使ったのは、エゴや嫉妬の力を使ったり、物質的な理由で上を目指すということではなく、自分の前にそびえ立つ大きな壁を越えることに挑 む、という意 味で、上を目指すということが、本当意味の上を目指す、とうことだからである。

”相対的”に人に勝つ、ということではなく、”絶対的”な意味で上を目指すようにしなくては ならない。
良い波 動を生み出し、精神レベルを上げながら、現状を必要、必然、ベストと考え、満足せず、上を目指す、ということは、そういう意味である。

というようなことのようです。
しかし、私の解釈ですので、本当かどうかは、分かりません。
また、この解釈があっていたとしても、私は現状、どこまで実践できているのかについては、はなはだ怪しい限りです。


また必要、必然、ベストということについては、関連して(していると思いますが)、”「人は 生かされている」ということを、理解すべきだ”、と言っている人もいます。
自分の力だけで生きているのではなく、宇宙の意志によって生かされている、という意味なのだと解釈しています。

少しずれるかもしれませんが、もうひとつ関連した事柄として思い出されるのは、「寿命」というのもは生まれたときから決まっており、寿命までは、たとえど んなことが起きようと も、人間は死なない、と多くの方がいっているということがあります。
みなさんはどう考えるでしょうか?


さて、なぜこのようなことを書いたかといいますと、私は「満足」という言葉を、上記のDVDの感想で使いましたが、それについて、少しひっかっかった からです。

必要、必然、ベストの私の解釈を考えると、果たしてDVD感想で使った「満足」は正しい使い 方なのだろうか?という疑問があります。

確かに、私は自分の気持ちをこまかすために、強引に「満足」しているわけではありません。
「画質は悪いし、音も飛んでいるし。でも、”満足しなくては”悪い波動がでてしまうし、何か良からぬことがあるかもしれない」
などと思っているのではない、ということです。
要するに本当に”満足”あるいは””幸せ”なのです。



しかし、もっといい画質のものがあり、手ごろな価格であったならば、「それを無視して購入し な い」とも思っていません。購入するでしょう。

この気持ちを考えると、もし、本当の本当の意味で「満足」しているのなら、これより何らかの 意味で上のものがあったとしても、無視して、購入などしないのではないだろうか?という考えが浮かんできます。

間違っていないように思います。
であれば、このDVDへの「満足」という言葉の使用は実は間違っているのではないでしょうか?
おそらく「満足」ではなく、「幸せを感じている」ということなのではないでしょうか?

「満足」とは、必要、必然、ベストの解釈にもあるように、「満足」してしまうと、それより上を目指さなくなってしまうものであるならば、要するに「一番 上」の気持ちの状態、本当にこれ以上の何かは必要のない状態の時に使う言葉なのかもしれません。



この仮説が正しいのならば、私は、上記での表現について「満足」という言葉を使うべきではなく、「幸せを感じている」という意味の違う言葉を使うべきなの かもしれません。
もちろん慣習上は、「満足」でもいいのだろうとは思いますが。
ただ、人間は慣習的であっても、その言葉の意味に引きずられてしまうようなところがありますので、できれば、正確な言葉使いの方が良いのでしょう。
これは言葉の持っている「言霊(ことだま)」によるものなのか、他の何かが影響しているのかどうかについては良く分かりませんが、言葉にはそういう不思議 な力があることは確かだと感じていま す。

さて、そうするとなんという言葉が相応しいのでしょうか?

”私は、このDVDは画質に難こそあるものの、とても○○ています”

の○○あたりにはどんな言葉が入るべきでしょうか?


気に入っています、でしょうか?
楽しく見ています、でしょうか?

どうも、これでは、気持ちの部分が伝わっていないように感じます。


とりあえず不満はありません、でしょうか?
現状、問題はありません、でしょうか?

これでは、「満足していない」という部分を、あまりにも、意識し過ぎのような気がします。



要するに、今私は「満足まではいかないが、これを見ていると、これはこれで幸せな気持ちにな ります」ということを一言で言い表そうとしています。


どうも、これはむつかしいようです。
いつもこのようなことを考えているので、私の説明は長くなってしまいがちです
しかし、かと言って、明らかに誤解を招くことが予想される言葉を、ほおっておくことも私にはできません。


「満足まではいかないが、これを見ていると、これはこれで幸せな気持ちになります」も、ちゃ んと説明するならば、

「満足はしていません。これよりもっと良い画質のものが手ごろな値段で見つけられれば、それを私は購入するつもりではいます。
かと言って、この作品はこれで、とてもうれしい品物で、このDVDを見ているいると幸せな気持ちになります。
なぜかと言えば、もう20年以上も、シーンの一部や、シーンをキャプチャーした写真などで見続けていながら、これまで一度も本物ののビデオを見たことがな かった作品に、このDVDでは触れることができるからです。」

となるのですが、冒頭のこのDVDの感想と比べますと、ほとんど同じなようです(笑)。
満足という言葉が入っているか、入っていないかの違いだけのようです。

このことを踏まえつつ、私の気持ちを整理すれば、
やはり「満足」という言葉を不用意に使うことがひとつ問題である。
そうは言っても、この作品にプラス評価、プラスの感情を持っている事実をきちんと説明しないことには、正しい感情の表現にはならない。
よってそれらをきち んと網羅した表現方法をとることが必要なようである、
ということになるようです。


「満足」せず、しかし、現状を必要、必然、ベストとする。
私には、私にとって、このDVDがそれを理解する良いサンプルのように感じられます。
大げさすぎるでしょうか?


ビートルズのDVDでした。



 

 

150:Cheap Trick - The Greatest Hits
Cheap Trick
   
  チープトリックです。

私が中学生の時は、今をときめく、たくさんのロックバンドがデビューしました。

ベイシテイローラーズ、キッス、クィーン、エアロスミス、ランナウェーズ、そしてこのチープトリックなどです。

私はヘヴィーメタル、ハードロック系統はあまり好きではありませんでしたが、この手のロックポップ系はとても好きでした。

中でも、チープトリックは好きで、上記にあげた中で今CDを所有しているのは、チープトリックだけです。

彼らの特徴はポップなメロディラインを持ったセンスの良い曲調です。
ここでもビートルズの「マリカルミステリーツアー」が演奏されていますが、彼らはビートルズが大好きなようです。

メンバーのだれかが、ジョンにプレゼントしたテレキャスターが、その後ヨーコさんから、そのメンバーの手元に返還されたそうです。

     

このベスト盤は、1991年10月の発売のようですが、2002年には、曲が追加されたもの も、再発売されているようです。 


旧 盤の曲目


新盤の曲目 

Cheap Trick - Greatest Hits [EXTRA TRACKS]
[ORIGINAL RECORDING REMASTERED]
1. Magical Mystery Tour
2. Dream Police
3. Don't Be Cruel
4. Tonight It's You
5. She's Tight
6. I Want You To Want Me (Live)
7. If You Want My Love
8. Ain't That A Shame (Live)
9. Surrender
10. The Flame
11. I Can't Take It
12. Can't Stop Fallin' Into Love
13. Voices

1. Clock Strikes Ten (Live)
2. Dream Police
3. Don't Be Cruel
4. Tonight It's You
5. She's Tight
6. I Want You To Want Me (Live)
7. If You Want My Love
8. Ain't That A Shame (Live)
9. Surrender
10. The Flame
11. I Can't Take It
12. Can't Stop Fallin' Into Love
13. Voices
14. Magical Mystery Tour

私の中学生の時代(1978年前後)というのは、今振り返るとこんな感じでしょうか?

1:ビートルズが解散して7,8年目
2:ベトナム戦争の影響がほとんどなくなりつつあるころ
3:学生運動の影響は20%くらいで、もうすぐなくなるころ
4:第二次世界大戦の影響は、日常にはほとんどなくなりつつあるころ。
5:マクドナルドは、まだ少し高いかな?と感じるころ。牛肉関係は輸入自由化以降、急速に安くなってきます。牛肉は基本的に高級品でした。
6:輸入品はまだまだ高級品。大学生のころ(1985年前後)でも、私は、海外旅行へ行く友人にオールドパーなどの酒類を頼んでいました。5000 円くらいだったように気がしますが、良く覚えていません。今は日本で1500円くらいでしょうか?良く分かりませんが。
7:外国人は東京都内でも、ほとんど見かけなかったです。
8:アニメなんて言葉はまだなかったように思います。”マンガ”と呼ばれていました。
9:LPレコードは1枚2500円くらいでした。
10:フェンダーテレキャスターは30万円くらいでした。
11:塾に通っている生徒は小学生6年生で1クラス40人くらいの内、10人以下だったような気がします(東京都内のケース)。
12:ソニーはまだ新興企業のイメージが強く、松下が日本一の家電メーカーという印象でした。
13:家庭用のビデオデッキが出始めましたが、はじめは数十万円でした。それが1990年以降に10万円以下になって、そのうち、5,6万円になったよう な記憶があります。家では中古で上からテープを入れるタイプのVHSを買いました。妹がビリージョエルのライブを録画するためにねだったように記憶し ています。

などなど、ちょっと思いついたままに書きました。

今と大きく違うのは、やはり、牛肉の輸入自由化と、為替レートですね。



牛肉輸入自由化は、1991年のことのようです。

為替レートですが、少し調べますと、以下のような感じです。
今まで良く知りませんでしたので、自分の勉強のためにも、書いてみます。



1949年に1ドル=360円の単一為替相場が定められた。
1958年にIMF(国際通貨基金)によりIMF平価として登録された。

1971年8月にニクソン・ショック(金とドルの交換停止による混乱)により、12月には対ドルで1ドル=308円(16.88%の切り上げ)に。

1973年の第一次オイル・ショックの年に変動相場制へ移行。
1975年11月にフランスのランブイエで開催した先進国首脳会議(サミット)で、先進国の通貨当局が為替相場安定の為に協調することで合意。

1985年
プラザ合意:
1985年9月にアメリカのニューヨークにあるプラザ・ホテルで開かれた 5 か国蔵相会議(G5)で、ドル高是正のために各国が協調介入を行う合意のこと。

プラザ合意に基づく協調介入は外国為替市場にパニックを与えた。
11月25日には1ドル=200円を突破。
1987年1月19日には1ドル=150円を突破。プラザ合意から、わずか1年4ヶ月の出来事。

ルーブル合意 
ルーブル合意」とは、1987年2月22日にパリの ルーブル宮殿で開催した7ヶ国蔵相会議(G7)で、プラザ合意以降のドル安進行を止める為に通貨安定に向け協調介入を行うことを決めた合意事項。
プラザ合意
以降の為替相場はドル安が進み、1987年には1ドル=150円までドル安/円高が進む。




資料によると、大体こんな感じです。大体です。

西暦
$1=
1971年くらい
350円くらい
1976年くらい
300円くらい
1981年くらい
250円くらい
1986年くらい
250円くらい
1988年くらい
150円くらい
1991年くらい
170円くらい
1996年くらい
125円くらい
2000年くらい
120円くらい


確か1995年くらいに、オーストラリアドルが、Aus$1=\60くらいになったようなときがあったような気がします。
その時、us$1.00も瞬間的に\90近くになったような記憶があります。
勘違いでしょうか?
調べれば分かりますが。

とにかく、ギターが安くなりました。
それと海外旅行、酒、などなども安くなりました。



そして、牛肉.................。
私は、牛肉自由化まで、家ではすき焼きの時、外では人のおごり以外で牛肉を口にすることはほとんどありませんでした。
吉野家の牛丼は別でしたが、中学生の時400円近かったような記憶がありますので、今と比べたらずっと高いですね。

これは、きっと日本人の体格に大きな影響を与えていることでしょう。
もちろんその食生活が100点満点かどうかについては、疑問があるようですが。
肉はまったく食べない方が良いという意見もあるようです。
成長盛りを過ぎたら、食べない方が良いのかもしれませんね。私は食べていますが。




肉で思い出されることがあります。
幼少(5,6歳)の頃、家の近くにあるお肉屋さんで、よくメンチを買って立ち食いをしていました。
すると何回かに1度、紫色をした部分が肉に出てくるのです。
当初、「そういうものか」と思っていたのですが、その後どうもあれは、肉の塊に押す”はんこ”の後の部分なのだな、と解釈していました。
なかなかませた幼児です(笑)。
しかし、これが事実かどうかは良く分かりません。



同じように”鯨のベーコン”も思い出されます。
昼のおかずに、近くの「乾物屋さん」に行って、良くこれを買っていました。量り売りで買えました。
私はとても好きでした。スライスして売られているのですが、パンの耳の部分のようにピンクの縁取りがしてあり、上(下でもよいのですが)の8ミリ程度が茶 色の肉で、下(上でもいいのですが)の10センチくらいが、乳白色の脂身となっています。
辛子と醤油で食べていました。
その後鯨が取れなくなってしまいましたので、しばらく食べていませんでしたが、久しぶりに25,6歳の頃、渋谷の鯨やさんで食べたそれは、あまりおいしい ものではありませんでした。
昔だからおいしかったということではなく、新鮮さがなく、もの自体の質があまり良くなかったようです。





さて、食べ物から離れて、ビデオデッキの話をしてみます。
はじめて家に来たビデオデッキは、高さが15センチくらいあり、デッキの上の部分が、カセットデッキのように”パカッ”と開き、そこからビデオを入れると いうものでした。
なにか、すぐにヘッドが傷むか、汚れるかして、修理に出されたような記憶があります。

その後社会人になって購入した松下のVHSデッキは、8万円くらいしました。もう少し安いものも売っていたような気もします。ただ、多機能だったので、そ れを選んだ記憶があります。

しかし、これもすぐに壊れてしまいました。一度修理に出しましたが、またすぐにだめになってしまいました。
ローディングのメカに縫ってあるグリスかなにかの質が悪く、寒くなると硬くなってしまい、テープを引き入れることができなくなっていたのかな?と今では 思っていますが、本当の所は良く分かりません。

それから4,5年すると、VHSデッキが急速に安価になっていったように記憶しています。



ビデオデッキの歴史を考えますと、VHS,ベータが家庭用として登場する前に、Uマチックというフォーマットのビデオデッキも登場していました。
これは、テープの幅が3/4インチで、大きさが横25センチくらい、縦が15センチくらいあります。
学校や企業などでは、多く使用されていたようですので、見たことがある方もいるかもしれません。

しかし、どうも高価でしたので、一般家庭用として普及するまでには、なかなかいかなかったようです。
大滝詠一は持っていたようですが。大滝詠一さんのサイトには、当時シュ ガーベイブがテレビ出演したものを録画したが、テープが高かったため、消して上書きしてしまったことなどが書かれています。

その後Uマチックは、私の知っている限りでは、CDが登場した前後には、PCM録音に使われ、CD用のマスターテープとしてDATが登場するまで活 躍していました。

このUマチックというビデオは、磁気映像記録装置としては画期的なものだったようです。
それまで、報道の世界などでは、フィルムカメラが使用されており、屋外の取材はテープの録画時間の関係で数分程度しかできなかったのですが、このUマチッ クの登場により、数10分単位での屋外取材が可能になったようです。
これをENG(electric News Gathering)と言います。
ただ、ENG用と言っても、大きさはそれなりだったようです。
それは、DVあるいはDVCAMの登場まで似たようなものでした。
8ミリ、Hi8は小さいには小さいのですが、TV放送にしようするまでの画質は得られなかったので、やはりDV登場まで、ベーターカムなどのある程度大き さのあるテープを使用した機材が屋外でも使われていたようです。

磁気テープ時代になって、編集作業も以前のフィルムと比べると、いくらか容易になったようです。
フィルムの編集というのは、なかなか大変なようです。
少しだけ立ち会ったことがありますが、編集ポイントをフィルムを実際に引っ張り出して目で見ながら決定し、そこを切り取って、糊とか、テープとかでくっつ けてやっているようです。
昔はカセットテープの編集も似たようなものだったようですが。

Uマチック以降は、2台以上のビデオデッキを使用して、必要な部分をダビングして編集をします。
ディゾルブ、ワープなどのエフェクトをかけるときには、出力側に2台、その間にエフェクターをはさみ、そして最後に録画用のデッキでダビングしていきま す。
これは、ベーターカムまで同じようなやりかたをしますが、今はデジタルビデオの時代になりましたので、データとして、PCに取り込んで、それをPC上で編 集しているようです。
もちろん機材や、時間の関係で、直接テープ同士での編集もする場合もあるのだと思いますが。



今は編集済みの完パケテープを保存するにはD1とかD2のようなデジタルビデオデッキを使用しているのでしょうか?それともデータとしてハードディスクの ようなものに保存しているのでしょうか?
最近詳しくないので良く分かりません。
昔は1インチVHRというのを使っていたことが多かったようです。
これはオープンリールの磁気ビデオデッキで、テープ幅が1インチあります。ちなみに、ベータとか、VHSは1/2インチ幅です。
画質はとても良いのですが、超大型です。
場所もとります。



現在なら、いわゆる業務用、プロ用機材など使用しなくとも、少し性能の良いDVカメラと少し性能の良いPCとソフトがあれば、自宅で放送局に迫るような作 品を作ることが可能ですね。
以前なら数1000万円の設備が必要だったようなことが、20万円〜50万円程度でできます。
場合によっては10万円でも相当良いものができます。
但し時間はかかりますが。



ただ、これは好みだと思いますが、フィルムの感じは捨てがたいですね。
水戸黄門がフィルム撮影からビデオ撮影になって、なんか少し変な感じ、という話は以前に書きましたが、ここらへんは面白いところです。

白黒フィルム時代、たとえばゴジラなどの映画での特撮で、飛び回るものを吊り下げているピアノ線などが、見えにくくなっていてちょうど良かったもの が、カラーになり、見えすぎてしまったり、フィルムからビデオになったら、変に鮮明になってしまい、セットの生活感のなさなどが見えすぎてしまったりと、 良くなるに従い、ほかの部分も改良していかなくてはならなくなってしまうという現象が起きたりします。

ここらへんまでは、モノの問題なので、まだ良いのですが、ハイビジョンになり、肌の具合まで見えすぎて困ってしまうとなりますと、なかなか大変なのでしょ う。
これまででも、お化粧、ライティングということに関しては最大限、手を尽くしているはずですので、更なるものを要求されるということは、大変なはずです。



しかし、こう考えますと、やはり必要、必然、ベストにできているのかな?と考えてしまいます。

どこかでテクノロジーが発展すると、すでに安泰だと思っていた分野が、再び成長するような流れに引き込まれていきます。
もちろん、全てがそうではありませんし、新しいものなど出てこなくとも、常に成長を目指している分野もあるとは思いますが。




私は、以前ちょっとだけ映像機器関係の仕事をしていたことがあるのですが、基本的には映像はあまり興味がありませんでした。
もっともそれは音との相対的な関係においてのことかもしれませんが。

しかし、どうもイメージ化が下手なようですので、イメージ化能力強化のためにも、もう少し、映像も可愛がってあげようと最近は思っています。
どうしても音楽好きなため、これまでは、映像を無視、軽視するような傾向があったようです。
どこかで相対的に見てしまっていたのですね。
それ自体あまり良くないようですし、イメージ化能力を育てるためにも、映像にも力を入れようと考えています。

ただ、映像に興味がなかったこれまでの利点として、「一般的に言う悪い映像でも、我慢なしに普通に見られる」ということがあります。
今後、これはどうなっていくのでしょうか?



なんと言うのでしょうか、「我慢できる」という事と、「良いものが分かる」という事について、常々疑問に思っていることがあります。

たとえば、汚い場所が我慢できる、という人がいるとします。
これはこれで、なんらかの理由で、きたない場所にいなくてはならないような時、「きたない場所でも、文句なく、平静にしていられる」という意味において有 効でしょう。

しかし、きれい好きな場合には、汚い場所に我慢はできません、と思います。
汚いければきれいにします。
しかし、きれいにすることができなければ、その場にいることはできません。

場合によっては、「幸せでない」という感情が起きたり、現状を肯定できない感情が起きたりして、悪い波動を生み出します。
もちろん、一番良いのは、それをばねにして、良い状況へ変わるエネルギーを生み出すという状態なのでしょうが。

汚い場所が平気な人は、汚い場所でも、悪い波動を生み出すようなことは、ありません。
しかし、きれいな場所が良いということもしらなければ、一向にきれいにしようとは思わないかもしれません。

汚い場所が平気な人は、きれいな場所の良さは分かるのでしょうか?
(例えですので、きれい、きたない、が相対的、個人的というなら、”きれい”を衛生的いう言葉と言い換えても良いです)

あるいは、きれい好きでありながら、汚い場所も耐えられる、という人はいるのいでしょうか?



この例は少し分かりにくいので違う例を挙げます。



料理の話です。
仮に食べられれば、なんでも良いという人がいるとします。
そして、ある程度以上の料理に対しては、何を食べても差が分からないとします。

逆に、舌が優れていて、あるいはこえていて、かなり高いレベルで良い料理と悪い料理が分かる人がいるとします。
そして、その人は、普通の人が食べるならぜんぜん問題ないがそれほどレベルの高くない料理というものは、舌が受け付けず食べることができないとします。


どちらが、人としてあるべき姿なのでしょうか?
あるいは、どちらが人として幸せなのでしょうか?
運命的には、その人の経済状態ですとか、いろいろな環境によって、答えは違ってくるようにも感じます。
お金があるなら、どっちでも良いでしょう。
経済的に問題があるなら、「なんでもOK」のほうが良いでしょう。

しかし、運命変更的には、どちらが良いのでしょうか?
「良い波動」を絶えず出しているのは、「何でもOK]の人のように思います。
しかし、「良いものを理解できなくて」、問題ないのでしょうか
バランスが良い方が良い、という単純な問題でしょうか?


あるいは、「かなり高いレベルで良い料理と悪い料理が分かり」、それでいて、「食べられれば、なんでも良い」という感性というか、状態の人間というのはい るのでしょうか?
いるなら、これは、運命的にも、運命変更的にも、全てに適合可能のような気がします。

しかし、この全ての状況に適応できるという状態というか、可能性を持つことは可能なのでしょうか?



良くは分かりませんが、今のところ、こういったことは、やはり必要、必然、ベストの考えに沿っていくのが、私にとっては今のところ良いようです。

今ここにあるのは、今の自分にとって、必要、必然、ベストであるのでそうなっているので、現状を肯定し、幸せを感じ、そうとは言っても、満足せず、常によ り本当の満足に近いものを目指し続ける。
それは、人との競争、勝負ではなく、目の前にそびえ立つ大きな壁を乗り越える、ということにより近いものである、と私は理解しています。
もちろん、私の考えですので、本当かどうかは、分かりませんが。

必要、必然、ベストの本当の意味は、もっと奥が深いものなのかもしれません。



151:WINGS OVER AMERICA
   
  ポールマッカートニー率いるウィングスの初ライブ盤です。

発売は1976年で、日本アマゾンによると、CD化は1998年です。
ただし、私はこれをかなり早い時期:1992,3年には手にしていたと思いますので、98年というのは、初CD化の年号ではないと思います。


私はポールの出しているライブの中ではこれが一番好きです。

CDでは2枚組ですが、LPレコードでは、3枚だったか、4枚だったかだと思います。
良く覚えていません。
ここで考えるのは、しばらく手にしていないものでも、それの類似品というか代替品を触っていると、どうも以前のものの内容は忘れやすいような気がします。
それに対して、しばらく手にしていなくとも、類似品、代替品を一切手にしていなければ、結構そのものについての詳細も覚えているもののようですね。
仮説ですが。

このアルバムに関しては、好きですので、’92,3年くらいからしばしばCDを聴いています。ですので、LPの詳細がどうもその理由であいまいのようで す。3枚組みだったような気がしますが。

とにかく、LPの時は大変でした。
3枚組みにしても、要するに6面に分かれているわけです。
大体片面20分程度なのが普通ですので、20分おきに、レコードをひっくりかえさなくてはなりません。

音質的には、高音が絞り気味です。

ですので、2,3年前、私は全曲をPCに取り込んで、高域をイコライジングして、 それをCD-Rに焼きなおしました。

なかなか良いです。

ここでは、全て良いトラックですが、ちょっと振り返ると、1.「 Venus and Mars/Rock Show/Jet」のメドレー、「ブルーバード」、12. Hi, Hi, Hi」などが、特筆すべきトラックとして、思い浮かびます。

ビートルズナンバーも多く演奏されており、解散後、公式にポールがレコードで発表したビートルズナンバーとしては、ここに収められているものが、初めての はずです。
 
  ここでは、ポールは生のブラスセクションを率いて演奏しています。この 点がこのライブと他にもでているポールのライブ盤との大きな違いです。
他の盤は、基本的にシンセサイザーが使用されています。
サンプリング技術の向上によって、シンセの音質が良くなり、確かにちょっと聴いた感じでは、なかなか本物ののブラス、ストリングスと区別がつかないところ もありますが、やっぱり、演奏の乗りのようなものが違っています。
それはそうです。”吹く”という行為と”弾く”という行為では、音の乗りが違って当たり前です。
またブラスセクションは複数の人間による合奏ですが、シンセでブラスセクションをするなら、それは、一人の人間によるものです。
この意味からも、乗りが違ってくるのは当然とも言えます。



もちろん音そのものも、少し音を知っている人なら、それ、とすぐに分かるものではありますが。


ただこれも、”偽物”と考えずに、シンセという楽器の演奏方法と思い聴けば、それで良いのかもしてませんね。


 曲目です。

Disc: 1
1. Venus and Mars/Rock Show/Jet
2. Let Me Roll It
3. Spirits of Ancient Egypt
4. Medicine Jar
5. Maybe I'm Amazed
6. Call Me Back Again
7. Lady Madonna
8. Long and Winding Road
9. Live and Let Die
10. Picasso's Last Words (Drink to Me)
11. Richard Cory
12. Bluebird
13. I've Just Seen a Face
14. Blackbird
15. Yesterday - Wings
  Disc: 2
1. You Gave Me the Answer
2. Magneto and Titanium Man
3. Go Now
4. My Love
5. Listen to What the Man Said
6. Let 'Em In - Wings
7. Time to Hide
8. Silly Love Songs
9. Beware My Love
10. Letting Go
11. Band on the Run
12. Hi, Hi, Hi
13. Soily

もう1曲特筆すべきなのは、2枚目3.「 Go Now」です。
これは、元ムーディーブルースのデニー・レインがボーカルを取るナンバーですが、とても良いできです。
MOODY BLUESのベストにも入っているようですので、きっと彼らの代表作の内のひとつなのかもしれません。
私は彼らを良く知りませんので、なんとも言えないのですが。

これのオリジナルを聴いていませんので、断言はできませんが、このトラックが良いのは、ポールが控えをしているからかもしれません。
ポールは前面に出ても当然良いトラックを生み出すのですが、ポールが後ろに回ってコーラス、ベースの演奏のみに携わると、コーラス、ベース演奏ともに、非 凡なものを生み出します。
これは、全くもってビートルズでのケースということになるのだと思います。
通常、表に立つアーティストはバックに回ると、あまり良くなかったりするのですが、ここらへんはポールの珍しい特性と言えるでしょう。

バックに回っても、サウンドクリエイトが楽しめるのだと思います。
そしてそういう能力、知識もあるのだと思います。

一度、ポールにバックに徹したアルバムというものをつくってもらいたいような気がします。
往年のベースプレイと、広域でのハモリ、コーラスだけを堪能するアルバムというものですが。
いかがでしょうか?



バックに回ってもすごいというのは、どういうことでしょうか?
これについて少し考えてみたいと思います。


野球を例に挙げます。
野球もその意味では珍しい?文化かもしれませんが、バッターで有能な人というのは、多くが守備でも一流です。
つまり、ポップミュジックとは少し違うと言うことです。
王でも長島でも、野村でも、イチロウでも、松井でも。
落合は少し違いましたが。

これは身体能力と総合的野球センスが優れているからでしょうか。
野球とはこうあるものであるという哲学が正しいのだろうか、と仮説します。

しかし、良く見てみると、必ずしもそうではないのかも?という面もあります。
と言いますのは、彼らのほとんどが守備でも目立っているという点です、

しかし、これらは、彼らの能力が高すぎることからの余裕ゆえそうさせているのか、あるいは、ファンを喜ばすという使命の元に生まれてきた所以(ゆえん)が そうさせているのかもしれません。

ポールのベースも確かに目立っていると感じるときもあります。決してはずれてはいないのですが。

そう考えますと、必ずしもバックもすごい、というのは、控えめということではないようです。
むしろ目立っています。

自分も目立って、そして前面に立つもの:演奏ならリードボーカル、を引き立て、演奏全体をも良いものにできる。
これは、やはり、単なるバックではありませんね。
一般人にはどれほど、参考になるのかは分かりません。
ただ自分がどうも天才なのではないか?と確信している人には参考になるのかもしれません。
仮説ですが。

ただ、自分の生命体と言いますか、あちらの世にいる自分の生命体の大本である本質と言いますか、その力を自在に使えるようになれば、だれでも天才になれる のかもしれません。


しかし、見方を変えれば、上記の人というのは自分の与えられた立場を存分に楽しんでいるとも言えるかもしれません。
それが、自分の能力にあった立場をうまく与えられたので、すばらしいプレイをしているのか、それともそれとは関係なく、楽しんでいるから、すばらしいプレ イが生まれているのかは、良く分かりません。
王は当初ピッチャーでした。甲子園で活躍したのだからもちろん優秀なピッチャーだったでしょうし、楽しんでもいたのだと思いますが、プロでピッチャーを続 けていたらファーストの守備、バッターとしての実績ほどのものを残せたかどうかについては良く分かりません。

こういう風な考え方をすると、良い運命が決まっていたから偉業を成し遂げられただけなのか?とも思えます。

それとも、与えられた立場を楽しむという心の姿勢があったから、何らかの運命変更が起こって、偉業を残すような運命に乗ったとも、考えられるかもしれませ ん。


それとも、何もかも、全てが運命で決まっていたのでしょうか?

与えられた立場を楽しめる、ということまで、はじめから運命で決まっていた?
そうとも仮定できるかもしれません。本当の所は良く分かりません。



運命が決まっていることは事実なようです。

運命は全て決まっている、を完全に受け入れるとすれば、どうすれば良いのでしょうか?
目の前に現れるものに対して、全て、無視しようとも、全て受け入れようとも、結果は同じということなのでしょうか。
積極的に出ようとも、消極的に出ようとも、全て結果は同じということなのでしょうか。


そうであれば、どういう行動基準を持てば良いのでしょうか?
目の前に現れたものに対して、自分が正しいと思ったことを全てやってみる?
これが正解でしょうか?
今のところ、私には良く分かりません。



どうも、人間は、”好きにやってみたい”と思うようにできているように感じます。
これについて考えて見ます。

もちろんこの”好きにやってみる”とは、”独りよがり”という意味とはぜんぜん違います。

「仲良くする」ということを、”好きにやってみたい”、ということもありますし、「分かち合う」ということを”好きにやってみたい”ということもあるとい うことです。
”好きにやってみたい”とは、”独り占めしたい”ということとはぜんぜん違うということです。
これを勘違いしている人もは、いるかもしれません。


同じように”好きにはさせない”ということを、”協調性”と勘違いしている人間も時々いるようです。

みんな同じことをするのが”協調性”だと言っている人に時々会います。
みなさんは会ったことがないでしょうか?

船井幸雄さんは「宇宙の理」の説明で、”共生”という言葉を使うときがありますが、正しいあり方を一言で言い表さなくてはならないのなら、この言葉が私の 知っている限り、一番良いようです。

いろいろな考え方、身体的能力・特徴、才能、器用さ、知能レベル・特徴、美的センス、優しさ、運命、宿命を持った人たちが一緒に生きるということだと思っ ています。

そうして、船井幸雄さんの言うように、「できるだけ束縛せず」。

「共生」と、「できるだけ束縛せず」の2つの言葉が、以前から、どこか大きな意味を持つような気がしてなりません。
みなさんはいかがでしょうか?


ウィングスでした。


152:JAMES PAUL McCARTNEY SPECIAL TV PROGRAM 1973
   
  海賊盤DVDです。
今これを書いているのは2004年の12月31日です。
2004年最後のアップはこのDVDとなりますね。

これは、1973年にTV放映されたポールのTVスペシャルです。
タイトルの「ジェイムス・ポール・マッカートニー」とは、彼のフルネームです。

私がこの番組の存在を知ったのは、中学生の時です。
それ以来、機会があったら見たいな、と思っていました。
それが40歳のこの年に叶ったということになります。

現世的な叶った理由は、DVDの発明、家庭用DVDドライブの発明、インターネットオークションの登場、ということになると思います。

そして、40歳でこの番組を見る、ということは、生まれ時から、あるいは生まれる前から決まっていたようですね。
期待通り、とても見ごたえのある番組です。

ポールがとても若いです。
ビートルズ後期の老けた表情とも違います。
若々しい30代の男性です。

演奏もみな素晴らしいです。
バンド演奏から、ポールのアコスティックギターでの弾き語りまで見ることができます。

画質的には、ほめられたものではありませんが、必要限度内の画質は留めています。

音質は、ベースの音が若干割れている所もありますが、これもまた、必要限度内を保っています。



 私は楽曲的には、この時期、初期のウィングス時代のものがとても好きです。
若々しい躍動感と、感性にとんだメロディを感じます。


最後には、あの「ロングトールサリー」の演奏まであります。
ビートルズ時代のコンサートでのクロージング曲です。
ビートルズの最後のコンサートでは、確か「アイム・ダウン」がクロージングになっていたはずですの で、6,7年ぶりの演奏ということになるのではないでしょうか?

ベースはウイングス時代のトレードマークのリッケンバッガーのものを弾いています。




それほど派手なものではありませんが、ダンス↓にまで挑戦しています。
もちろんと言いますか、当時の状況では意外とも言えますが、「ミッシェ ル」、「イエスタディ」まで歌っています。

ポール自身は、私が思うに、ビートルズナンバーを歌うことについて、ウィングス初期から、それほどこだわりはなかったように感じます。

機会があれば、いつでも、歌おうとおもっていたのではないでしょうか?




曲目です。
←ざっと、こんな感じの曲を演奏しています。
最終曲の「ハイ・ハイ・ハイ」は、このDVDを作った人が、付け足したものらしいです。
番組としての最終曲は、「ロングトールサリー」です。
いろいろな曲が演奏される中、私が好きなのは「マイラブ」 です。
ストリングスオーケストラをバックに歌われますが、数あるこの曲の演奏のなかでも、相当良い出来栄えではないかと思います。

←「My Love」を歌うポール

私的には、ビートルズ後のポールのベストソングだと思っています。
みなさんはどう思われるでしょうか?
もっともポールにしてみれば、「そんな古い曲...」というかもしれませんが。
ポールはいつでも、今を生きているようですので。


また、番組の特徴として、当時の奥さんのリンダさんが多く登場します。

別にジョンとヨーコに対抗しようと思っているわけではないと思いますが、夫婦が仲が良いということは、とても良いことだと思います。

今の奥さんも、リンダ同様とてもすばらしい人のようです。





さて、私はこの世に何万人といるビートルズファンの内の一人ですが、「ビートルズを好きになる」ということがあらかじめ運命で決まっていたとするな ら、偶然を装ってそれに導くストーリーとして、いろいろなものがあったように思います。


まず、私は小学生の時にポールモーリアが大好きだったのですが、そこ に「レット・イト・ビー」、「ヘイ・ジュード」の2曲のビートルズナンバーが入っていました。

そこで、まずビートルズに興味を持ち、アルバム「Let it Be」を入手することになります。

そして、ちょうどそのころ、テレビ番組で「イエスタディ」をテーマソングしているドラマが放映されており、その番組は毎日15分ほどやりますので、毎日聴 くこととなりました。

あの名曲を毎日、しかも心が敏感なあの時期に聴かされたのでは堪りません。
すぐに「イエスタディ」の入っているアルバム:「オールディズ」を入手することになりました。

加えて、LPを買いに行くと、レコードやさんが、今ではプレミアムになっている「4人が馬に乗っている写真の下敷き」をくれたりしました。
「イエスタディ」を歌うポー ル


そしてそのすぐ後には、「シェアスタジアムでのライブ」と「マジカルミステリー・ツアー」がロードショウにかかり、ここでも、彼らを見せ付けられる ことになります。

運命が決まっており、偶然を装い、その方向へ導いていくということを念頭において考えるなら、実にうまくできたストーリーだと思います。

大体このようなことが、過去を振り返ると、たくさんあります。
みな実にみごとなように思います。

みなさんの「偶然を装ったストーリー」はどうでしょうか?

しかし、ビートルズを好きにさせて、その後どうしようというストーリー だったのかは良く分かりません。
確かに友人にはそういう人が多くいるようになりましたし、「ビートルズ」を介していろいろな人に接したり、機会に遭遇したとも思います。

いずれにしても、今の自分の状態には、「ビートルズのファンになった私」が大きくかかわっているのは事実です。

しかし、「ビートルズのファンになった私」に対して、世間に対して何かをさせようとしているのかどうかについては、今のところ全く分かりません。

何もさせようとしていないのかもしれません。短なる個人的な運命ということでしょうか。

もちろん、間接的にはいろいろと影響はあるのだと思います。
たとえば、私が買ったビートルズのLPが最後の在庫で、次に買いに来た人がそれを買えず、違うアーティストのものを買って行き、そのアーティストのファン に なったとか、買わずに、そのお金で、何かの資格を取ったとか。
その差額で彼女へ少し高価なプレゼントを買ってあげ、結婚に結びついたとか。

私がレコード会社の就職試験に行ったことによって、同じ日に試験のあった違う会社の試験には行かず、その違う会社の試験に行った人が、たまたま私と似たよ うな傾向、知識を持っている人で、その人が入社した、とか。

考えてみればいくらでも出てきます。


ポールに至っては、語り伝えられていることだけでも、実にみごとなス トーリーが作られています。
ちょうど生まれた時期に、ビートルズの他のメンバーも一緒に生まれている。
ちょうど思春期にロックが生まれている。エルビスが登場している。

レコード会社にちょうどジョージ・マーティンがいる。

ビートルズ後期にちょうどジョンとヨーコが出会っている。

解散し、ウィングスがデビューした時期は反戦歌から、ちょどポールが得意なポップソングの時代へと移り変わっている................。


これ以外にも、当人なら分かる偶然を装ったストーリーがたくさんあることでしょう。

運命に引き寄せられている、という表現がありますが、言い得て妙です。
あるいは正確には、運命通りに歩んでいるとでも言えば良いのでしょうか?

どうも、ポールを見ていると、船井幸雄さんの「運命は決まっている」を受け入れて、「全ては必然、必要、ベスト」を生きるということは、とりあえず自分の 気持ちに従って、積極的にやってみる、後は、来るものをベストとして、受け入れる、そういうことになるかもしれません。


関英男さんの加速学園では、「洗心」というものが説かれていたようです。
そこでは、「常の心」として、「強く正しく明るく、我を折り、宜しからぬ欲を捨て、皆仲良く相和して、感謝の生活をなせ」ということを教え、「御法度の 心」として、「憎み、妬み、嫉み、呪い、怒り、不平不満、疑い、迷い、心配心、咎めの心、いらいらする心、せかせかする心」をしてはいけない心の状態とし て教えていたようです。


一説には、ポールは「少し、自分本位的傾向があった」というようなことになっているようです。
これが本当かどうかは、私には分かりません。
うまく行っている人のことをとやかく言う人というのはいます。

ただ、万が一、それが本当だったとしたら、ポールは、「洗心」の必要があったかもしれませんね。
映画「バックビート」のポールが本当のポールならば。


ても、たとえ、当時ポールに洗心の必要性があったとしても、きっとポールは今のポールだったでしょう。

時代が違うようです。
船井さんは、「以前は、強引なやり方でも、のし上がることが可能であったが、これからは、それはできなくなる」というような意味のことを言っています。

「宇宙の理」に従った人が幸せになるという法則がこれから事実のものとなっていくのなら、「成功するしないが、運命で決まっている」ということであ れば、「強引なやり方をする、しない」まで運命で決まっている、ということになるのかもしれません。

そうすると、一体、何が主体性なのでしょうか?
主体性はない?という解釈が正解でしょうか?
本当に運命は決まっているのでしょうか?
(どうも決まっているようですが)


考え詰めていくと、良く言われる「宿命は決まっているもの、運命は努力で改善できるもの」という従来の言われ方のほうが、理解しやすいように感じます。


それとも、「運命」と、「宇宙の理」「洗心」というものは、まったく相関関係のないものなのでしょうか?
もし、そうであれば、こちらも、理解しやすくなります。

たとえばこう考えます。

成功するとか、幸せになるとかは、予め決まっている。
しかし、「宇宙の理」に沿って生きる、とか、「洗心」というものは、実は、来世で関係することになる。
あるいは、これから来る地球のレベルアップに際して、地球と一緒にレベルアップできるかどうかということに関係してくる。
この点については、予め決められた運命とは一切関係がない。
故に、洗心し、今世を生きるべきである。

このような感じです。


はっきり言ってしまうと、この「運命は決まっている」と「宇宙の理に従うことが大切だ」の二つの言葉が、堂々巡りをしてしまっています。
それとも、どちらかが間違っていて、どちらかが正解ということなのでしょうか?
私には、どちらも正解であり、相関関係を理路整然と説明できる方法があるような気がしてなりません。

しかし、今の私にはまだできません。




ただ、ひとつ言えることがあります。
仮に、上記の「洗心」を読もうが、あるいは、いずれかで言われている色々な文言を読もうが、理解できる人にはできるし、できない人にはできない、正しいと 思う人は思うし、そうでない人は思わない、実践でき る人にはできるし、できない人にはできない、ということです。

それが運命によって決まっているのか、その人の性質によるのかは、全く分かりません。


こうなりますと、運命は決まっている、ということを心し、それでは、どうやって日々過ごせば良いのか、まったく分からなくなってしまうので、「宇宙の理」 を実践していこう、ということになるのかもしれません。




おそらく、このことについて、確かなことを言えないのは、今の私は、「これこれをやったら、こういう成果が出た」、ということがないからなのでしょう。

「こうやったら、こういう結果が、常時出た」ということであるなら、人によって差があるとは言え、少なくとも、私という人間のひとつのケースとして、、 はっきり言うこともできるのかもしれません。

その意味では、これまで成果を挙げた人の言葉というのは、自身に溢れたものになっていることでしょう。
そういう言葉を参考にするのは、良いことかもしれません。
但し、それでも、これは信じられます。
船井幸雄さんの言うところの「以前は、強引なやり方も通用したが、これからは通用しなくなる」ということです。

世間に色々な結果が出ています。
私にはそう思えます。

ですので、少なくとも、1996年以前の成功談にはあまり深入りしないようにして、できるだけ、新しい話を参考にして行こうかと思っています。
そして、これから起きる成功談が、これからのスタンダードになるのかもしれません。

それはひょっとしたら、私かもしれませんし、あなたかもしれませんね。
両方一緒にそうなれば、言うことなしです。



 

153:THRILLINGTON:
Produced By Percy "Thrills" Thrington
   
   これは、インストアルバムです。
実際のプロデュースは、ポール・マッカートニーが行っています。
作曲も彼なのだろうと思います。

ジャケットの裏には、ポールの顔もありますので、ことさら隠そうと思っているわけでもないようですが、偽名で発売されています。

1977年発売で、私の持っているCDには、CD化は1995年のようです。
米アマゾンには、2004年CD化となっていますので、再発売されたのだと思います。

内容としては、何も知らずに聴いたなら、ビートルズが好きな人が作ったイージーリスニングジャズと感じるようなものです。

1曲目のベースは、ポールが弾いているのではないと思うのですが、ポールを感じさせます。

基本的になかなか良いBGMアルバムだと思います。

音楽的に新しいことは特にありませんので、おそらく、インストのBGM作品を作りたいと単純に思ったのではないかと思います。




 曲目です。
5曲目はポールのヒット曲ですが、アルバム全体がこのような世界だと思っていただければ、分かりやすいと思います。

 

1. Too Many People
2. 3 Legs
3. Ram On
4. Dear Boy
5. Uncle Albert/Admiral Halsey
6. Smile Away
7. Heart Of The Country
8. Monkberry Moon Delight
9. Eat At Home
10. Long Haired Lady
11. Back Seat Of My Car

 

 とてもリラックスして、聴けるのは、きっと全体にどこそことなくあるビートルズテイストのせいでしょう。
聴いていると、時間を忘れてしまいます。

時間というのは、みなさんも感じているとおり不思議なもので、「早く時間がたってくれないか」と思うと、長く感じられ、「もっと時間が必要だ」、「楽し い」と思うと短く感じられるものです。

これは、通常、感覚的なものとして、とらえられていると思います。
「楽しい、とそう"感じられる"ものだ」とか、そういうことです。
実際の時間のい長さは、どこでもいつでも同じなのに。


果たしてこれは、本当でしょうか?(本当だと思いますが)。
早く時間がたってほしい時、時計を見ていると、時間が経つのが遅い、と感じることはだれでもあると思います。
しかし、あれは本当に、感覚なのでしょうか?と先日以来、考えてしまっています。

実は、「時間が早く経ってほしい」と思った瞬間に、「時間が長いどこかの次元」に、意識か、生命体か何かが、行ってしまっていると考えると、なかなかSF 的で面白いと思います。
これは仮説ではなく、ただ、面白いと思っているだけですが。


良くニューエイジ的、精神世界的に語られることとして、「あちらの世界では、過去、現在、未来という時間の切り分けがなく、全てが同じ空間に存在してい る。過去、、現在、未来があるのは、こちら側の世界だけのことである」というものがあります。

また、自分が現実だと思っている世界が現実の世界となっている、というような話も読んだことがあるような気がしますが、確かではありませんし、本当かどう かも分かりません。

ただ、原因の世界があちら側にあって、こちら側が結果の世界、そして、結果の世界は、原因の世界と結果の世界の間にあるフィルターを通したものであ る。ゆえに本来の原因の世 界とは形の変わってしまったものである、ということであるなら、上記の「あちらの世界では時間の概念がない」という話と合わせると、最初の時間に関する空 想 は、ひょっとすると、仮説までくけるかもしれませんね。

いつも出す、政木和三さんの「欲を捨てて、”もう、なった”と過去完了形で願えよ。そうすれば、叶う」という話も、原因の世界があると言うあちらの世 界では「時間の概念がない」、ということを考えると、私にはどこか”!ピン”と来るものがあります。


「時間が長い」「速く経ってほしい」と思ったとたん、「時間が長くなる」。
「もうなった」と思うと、「それが叶う」。

私は、どこか似たようなものを感じてしまいます。



もちろん、「そう思うと、そのように感じられる」というような「やくざ映画」を見て映画館から出てきた人が肩をいからせている、というような話とは根本的 に違う感覚なのですが。

欲を捨て、とは、どうやら、脳波をシータ波にする、ためらしいです。
向こう側へアクセスするためなのでしょう。きっと。
過去完了で、「もうなった」と願うということは、つまり、「これからなる」ということではない、ということなのだと思います。
過去、現在、未来が一緒になったものから、未来にあたる部分を変更するためには、「もうなった」が必要ということなのでしょうか?

もし、政木さんの言うことが事実だと仮定し、脳波もシータ波になったとしして、「もうなった」と願うとすれば、何が考えられるでしょうか?

あちらの世界では、未来と過去が逆としたら、どうでしょうか?
と言いますか、あちらの未来、過去のほうが正しい並び方で、こちらの世界では、未来と過去がその逆になっているということですが。
正確には、あちらの世界の原因の世界の部分ということですが。
森田健さんの言う、未来が決まっているので、現在が決められるにも似ているかもしれませんが。


こちらの世界で10年前というのがありますが、それがあちらの世界では、10年後であり、こちらの世界の10年後が実はあちらの世界の10年前であ ると。
もっと言えば、こちらの世界での肉体を捨てる時があちらの世界での過去であり、こちらの世界での生まれる時というのが、あちらの世界での未来である。
そして、あちらの世界での「原因の世界」から投影される画像のようなものは、実は、その肉体を捨てる時の画像からであり、その画像は時とともに、生まれる 世界の画像へと変わっていく。

そうして、あちらの世界の「原因の世界」へ対して、「もうなった」と言うこととは、あちらの世界の過去にあたる部分、つまりこちらの世界での未来に相当す る部分が、変化する、ということになると...............。

どうも自分でもややこしくなってきて、良く分かりません。


ただそれでも、こちらの世界と、あちらの世界での、「未来、過去」、「時間」の概念の根本的違いが、こちらの世界での様子に関係しているような感じ がしますが、仮説以前のなにものでもありません。



ただし、もしそうなら、原因の世界と、結果の世界の間にあるフィルターの内、ひょっとしたら、結構かなり大きなフィルター作用を及ぼしているもの は、「時間の感覚」なのかもしれません。
本当のところはよく分かりませんが。

どうも、時間が長くなったり、短くなったりするっと言うのが、不思議でならないのです。
みなさんはどう思われるでしょうか?
どうもここ数日、このようなことが気になっています。

ポールのインストアルバムでした。
時間を忘れます。 



141〜153,         154〜160 はこちら



1〜20   21〜40   41〜60   61〜80   81〜100   101〜120   121〜140   141〜153,
154〜160
  161〜180 181〜200      
201〜220   221〜240   241〜260   261〜280   281〜300                        
クリスマスアルバムのコーナー                            

 

 

 

 

 

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